奥泉光のバナール主義的ブログ

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2009年 01月 31日

グールドのシェーンベルク

筑摩書房から出た『グールドのシェーンベルク』を読む。
しばらく前に買ってあったのだけれど、ようやく時間がとれた。
グールドがシェーンベルクを主題につくったラジオ番組の台本を本にしたもので、中身もいいが、註が充実しているのが素晴らしい。
シェーンベルクにとっての12音技法というものが、無調の世界で「構造」を求めることであったと理解でき、小説のことなど含めいろいろ考えた。ジョン・ケージのインタビューも入っていて、これが非常に面白い。ケージと比較すると、シェーンベルクがきわめて伝統主義的な作曲家だとよくわかる。
CDも欲しくなり、アマゾンで何枚か注文する。今年は正月にウェーベルンなんかも買ったし、やや20世紀音楽づいている感じ。
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by hokuizumi | 2009-01-31 17:02


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